私がキャリアコンサルタント(当時はキャリアカウンセラーとよんでいた)へ向けてのキャリアに関する勉強を開始したのは、50台に入ってからであった。もう10年以上経過したのかと振り返る。そして、60歳定年を過ぎ、今月で66歳を迎える。その間、世の中は定年延長、再雇用、70歳までの雇用、さらにその先も・・・と、人生100年時代へと突入してきた。 キャリア理論の中には、人生の年代ごとの発達課題にどう取り組むかとか、加齢とともに置かれている環境との関わりを考える際の「発達理論」という考え方がある。40歳代または50歳代を人生の折り返し点としてひとつの人生に向けての価値感の変更を強いられる(または、必要とされる)ことを学んだ。