今回は、キャリアコンサルティング技能士2級の論述問題の回答をChatGPTに聞いてみた。
結論、面白い!、回答例の作成やアドバイスとしても参考になるが、作成された回答に関して追加で質問をしていくと、どんどん色々な角度や視点での考え方や情報が得られて、回答のバリエーションが膨らみ学習ができると思った。
また、この場合、ChatGPTはネット上にある2021年?(定かではないです)までの一般情報を対象に作成しているので、例えば、キャリア関係や試験の過去問の情報などに限って、参照先データーベースとして考えれば、さらにその回答の精度や視点は多様となり、操作者自身の学習効果も増すと思われる。相談者が自身の解決したい問題がある程度見えていて、自身の情緒的な精神面も通常であれば、AIに直接、相談者自身が質問を繰り返していけば、AIとのキャリアコンサルティングは成立するだろう。さらに、このAIの参照先情報に求人情報データとの連係がされていれば、応募先候補の情報も得られることになる。さらに他の情報データベースも連携されていてい色んなシミュレーションを・・・と考えるとすごい世界がすぐそこに近づいているのかもしれない。
こんなことを考えると、それじゃあAIの言うなりに・・・当人は何も考えなくなる、という意見も当然あるだろう。しかし、人間が考えたり、判断したりする人間ならではの部分や視点が今までと変わってくるのかもしれない。また、そんな世界が近づいている中で、我々はこのようなAIとどう付き合っていくかというAIリテラシーなどの有無も気になってくるし、早くキャッチアップすることも大切かもしれない。
最後に、添付のPDFファイルに、今回のChatGPTに質問した際の内容とChatGPTの一連の回答結果を載せているのでご関心あれば一度みていただきたい。ChatGptにどんな質問の仕方をすると、的を得た回答が返ってくるかとか、得た回答に対して、更なる深堀りや仮定をした質問をしていくことでこちら側がどんな学習が可能かなどのヒントにもなると嬉しい。